解体工事で思う事

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

只今、解体工事をしています。
閑静な住宅地の中に、
重量鉄骨3階建て+木造の
事務所兼住宅の建物が建ってます。
これを、今回、解体してます。
ハッキリ言って、
建てるときも、建ってても、潰すときも、
近所迷惑の塊です。
この最初の2つの迷惑を終えて、
最後のご迷惑を今、ご近所に掛けています。
建築という立場からは、
解体工事は、ただの破壊です。
新しい物が生まれる楽しみとは、真逆。
ご近所に掛ける迷惑の度合いも、
作る騒音よりも、破壊の騒音の方が何倍も大きい。
我慢をお願いするのも、
楽しお願いじゃなくって、虚しいお願い。
改めて思います、
何で、こんな物、作ったんやろう。

建築に携わっていて、言うのも何ですが、
もうそろそろ、
自然を壊して、新しい建物を建てるのは止めませんか?
人口だって、減って行くのに、
今あるもので充分。
リフォームして、使っていけば良いのに。
タワーマンションとか、
50年後100年後、どうするつもりなんだろう。
建てた人たちは、
どこまで先の事を考えて建てたんだろう?
お城やお寺のように、
何百年も残す事、考えてたのかなぁ。
目先の欲や利益だけのために、
建てたんじゃないのかな。

結局、最後は壊して、
ゴミとなって、どこかに棄てる。
どんどん地球を汚していく。
今、SDGsと言いだしていること、
真剣に考える時だと、思っています。