トイレを入れ替えるとお得?

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

柔道のオリンピック日本代表決定戦66kg級、
阿部一二三選手と丸山城志郎選手。
凄い試合でしたね。
なんか日本の武道っていいですね。
でも、
日本でするオリンピックで、日本のスポーツ柔道なのに、
なぜ二人とも出してあげれないのか、不思議です。


80歳の一人暮らしのご婦人から連絡がありました。
「最近のおトイレは節水できるらしいわね。
 うちのおトイレも変えようかしら」
「おトイレで、何か不具合がありますか?
 例えば、水が止まらないとか、便器が割れてるとか」
「いいえ。別に何ともないんだけど。
 ちょっとでも、節約できるんだったら、と思ってね。
 年金暮らしだし」
「では、ご説明にお伺いしてもよろしいでしょうか?」

一人暮らしのおばあちゃまです。
いくら頻尿でも、多めに見積もっても、
トイレに使う水道代は1か月1000円くらい。
トイレを入れ替えて、水道代が半分になったとします。
1年で、6千円お得です。
でも、工事台で18万円掛ったとします。
元を取るのに、30年掛かります。
おばあちゃま、110歳になったら元が取れる。
ということは、110歳まで生きないと、
水道代が安くなっても、
おばあちゃまのお財布から出ていくお金は増えてしまいます。
その説明をさせていただきました。

トイレを取り替えてホントにお得になるのは、
ある程度の家族のいるお家です。
トイレを新しく綺麗にしたい、とか、
使えなくなった、とか、
何か理由があるならトイレ工事はとっても有効です。
でも、
節水のため、水道代が安くなるという目的なら、
少人数のご高齢のお家には、
ほとんどメリットがありません。
商売っ気無いですが、
お客様が損になることを知っていながら、
知らんぷりはできません。
「今のトイレを、大切に使ったほうがお得ですよ」
とお伝えして、ご納得していただけました。
めでたしめでたし。