50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。
会所ってご存知ですか?
雑排水(下水)の配管の
繋ぎ目や、曲がった所に付いている、
敷地内のマンホールの事を会所と言います。
今は、
塩ビで直径15cmくらいものが主流です。
でも、昔のものは、会所がコンクリートでできています。
フタの大きさは直径30cmくらいの鉄でできてます。
これが、下水管の詰まりの原因になってます。
ずっと使われてると、
水の浸食でコンクリートの表面がガタガタになってきて、
トイレットペーパーが引っ掛かかって詰まります。
他には、
コンクリートの小さなひび割れから、
木の根が侵入してきて、
栄養豊富な下水でどんどん成長して
詰まらせることもあります。
あとは、
トイレの便器を今の便器に取り替えをしたとき、
以前の水量では流れていたのに、
節水型で水の量が少なすぎて詰まることもあります。
そうなると、会所を今の塩ビのものに取り替えします。
それでもだめなら、配管の遣り替え。(ちょっと大掛かり)
家の中のリフォームはしても、
案外、何も無ければ、
外の会所はそのままにしてしまいます。
けれど、
古いお家のリフォームで水廻りをするときは、
給水の引き込みや、下水の会所なんかも、
合わせてやり替えると、長く安心して使えます。
ちょっと、理屈っぽい内容になってしまいました。