わりと無駄なウォークインクローゼット

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

山火事って怖いですねぇ。
もう一週間経つそうです。
なぜ、雨が降らないんだろう。
自然は思い通りにいかないもんね。

お客様からの相談がありました。
背中合わせにクローゼットが2つあります。
それぞれが隣同士の部屋から出し入れできます。
「背中合わせのクローゼットの間にある壁を取ってしまって、
 一部屋のウォークインクローゼットにして欲しいんです」
お客様の相談事です。
「何か大きい物を入れるんですか?」
「いえいえ。お洋服が入らなくなってきたから、
  もっと広げたいと思うの」
「入れるものは、お洋服だけですか?」
「ええ」
「それでしたら、今のままの方がたくさん入ると思いますよ」
「あら?2つを1つにしたら、広くなるじゃない?」
さて、どう思いますか?
間の壁を取るので、壁の分だけは広くなります。
でも、でも、
ウォークインクローゼットって、ウォークの部分がいるんです。
人が入る通路です。
広くなるようでいて、
通路分に広さが使われるので、
実際には、服が入る広さは狭くなります。
大きい物を入れる時は、広い物入がいりますが、
それでも、だいたい押入の奥行があれば、
ほぼ何でも、入ってしまいます。
洋服など入れるには、奥行60cmあれば十分で、
押入では奥行90cm。
それより奥行の深い物入があっても、
有効に使うのはなかなか難しくなります。
限られた家の広さを有効に使いたい思います。