母親の影響

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

国会の答弁を聞いていると、
4~50年前とちっとも変ってない、「記憶にございません」。
時代は変わっていくのにね。

私が幼稚園の頃、
母親の印象は、
怖い・いつも怒ってる・理不尽・鬼
そんな言葉しか思いつかなかった。
幼稚園の先生が、
「お母さんってどんな人?」ってみんなに質問すると、
他の子たちは
「優しい」「いいにおい」「大好き」って答えてる。
でも、それを聞いてて、
そう言わされてるんだ、本当は違うんだ、
そう言わなきゃダメなんだ、とずっと思っていました。
ある日、お友達に聞きました。
「ねぇ、お母さんってホントに優しいの?
 ホントは、すごく怖くて鬼みたいじゃないの?」
「ホントに優しいよ。いつもギュってしてくれるよ」
「へ~~。そうなんだ…」
聞かなきゃ良かったと思いました。
みんな一緒、みんな我慢してるんだ、という妄想が、
崩れてしまいました。

そんな母親が、
出掛ける時は、
鏡台の前で延々と時間を掛けて化粧します。
横で見ていて、
「顔に心が現れてる。いくら上から隠しても無駄だ」
と感じていました。
母親は、
いつも、眉間にシワを寄せて、辛気臭そうにしてたんです。
私はこうはならない、と心に決めました。
「化粧は無駄」
だから、ほとんど化粧なんてしませんでした。

ところがです。
今、その差が出てきてしまったんです。
母親の顔の肌よりも、
私の方が汚くなってしまいました。
ちゃんとお手入れしてたら良かった、と後悔してます。
反発するところを間違えてました。
今となっては、もう後戻りできません。
これからのお手入れを頑張るしかない。
ということで、頑張ります。
今から思うと、母親の女子力は高かったんだなぁ。