家の新陳代謝と時代の流れ

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

作曲家の小林亜星さんが亡くなられたそうです。
太った人はお歳がわからないですね。
88歳だったそうです。
もっと若いと思ってた…

介護保険を使っての住宅改修工事を、時々しています。
介護保険では上限20万円までですが、
兵庫県では、初回だけ、100万円の工事まで
同じ割合で補助してくれる制度があります。
(介護保険と県を合計して100万円です)
お風呂の工事や段差解消など、
少し大掛かりな工事もできます。
できるだけ長く住み慣れたマイホームで、
過ごしてもらいたいと願って、
使い良いようにリフォームします。
でも、
そんな家も、だいたい5年経過するまでに、
解体されてしまうことが多いです。
ご本人には、住み心地の良いマイホームでも、
他の人から見ると、
古くなった普通の家になっちゃうんだなぁ。
結局、
家としての価値が認められなくなって、
更地になっていきます。
新陳代謝なのかもしれません。
空き家問題として残るよりも、
新しく蘇るのだから、良い事なんだけど…
寂しさを感じます。
人と共に、家の寿命もあるんですね。
そして、
輪廻転生を繰り返すことで、時代が流れて行く。
わら葺き・土壁の家から、
瓦・モルタル壁の家になり、
今は、カラ―ベスト・サイディングの家に
50年ごとで変化して、
これから50年後、
家はどんな形式になってるんだろう。
職人が居なくなって、工場生産になってるのかなぁ。