５０代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。
オリンピックのための4連休の最終日です。
でも、見事に私は平日でした。
ただ、材料屋さんはお休み。
でも、今はホームセンターが充実してるので、便利です。
助かった💛
今日は施設の建具補修の仕事でした。
施設がお休みの日でないと、作業ができないので、
どうしても休日になります。
そして、ふと、思い出したことがあります。
以前、
設計事務所に勤務していた時、
授産施設からの依頼がありました。
授産施設というのは、
身体上・精神上の理由や、世帯の事情で、
就業能力の限られてる人に対して、
就労または技能習得のために、
必要な機会や便宜を与えて、
自立と生活安定を図ることを目的とした施設です。(グーグル）
そんな施設があることを、知らなかったのですが、
設計のために、施設を案内してもらいました。
そこでは、
障害のある人達が、一生懸命に働いてます。
能力に合わせて、働き方は様々です。
職員の人たちは、サポートに入っておられました。
出来上がった製品を次々と運び出しています。
そこで、印象に残っていることは、
園長先生のお話でした。
「今、しっかりと施設で働ける介護職員が
なかなか見つからなくてね。
普通に優しく声を掛けて優しく接するのは、
誰にでもできるんです。
だけどね、下の世話となるとね。
これが誰でもできないんですよ。
頭が良くて、いくら良い学校を出てても、
できない人はできないんです。
何が違うかわかりますか？」
「…いいえ。わかりません」
「小さい時、子どもの時にね、
いかに愛情いっぱいに育てられたかどうかで、
変わってくるんですよね」
「そうなんですか…知らなかったです」
「でもね。賢い人は悩まれるんですよ。
どうして、私にはできないのかって。
そして、･･･辞めていかれるんですよね…」
すごく、奥の深いお話でした。
そして、私は、施設の職員としては、
働けない人だと思いました。
賢くないけど、私も悩みました。
心の底から優しい人を尊敬します。
努力では、変えられないこともあるんだということ、
知りました。
ただ、思いやりや心掛けや優しさが無いんじゃない。
みんな、本当に優しいから悩むんだろうなぁ。
心って、奥が深くてわからないものです。
