50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。
「エアコンを近所のエディ〇ンで買って、
取り付けに来てくれたんだけど、
『壁を壊さないと入れらませんから、
建築屋さんに取ってもらったら、また来ます』って、
帰っちゃったのよねぇ~。
壊さなあきませんのぉ?」
そのこ家のエアコンは、
壁の中に入れ込む式の、
いわゆるビルトインタイプのエアコンです。
お部屋からみると、
ガラリが見えるだけで、
でっぱりが無く、スッキリ見えます。
「建物が出来上がった後に取り付けてるから、
壊さなくても取り付くはずなんですが…。
そんな事言われましたか?」
「そうなんよ~。
壊したら、また直さなあかんでしょぉ。
そんなん、困りますやん」
「電気屋に調べてもらいますね」
後日、エアコンの品番を調べて、
壁を壊さなくても、取り替えられる事を確認しました。
エディ〇ンのエアコンはキャンセルしてもらって、
何事も無く、綺麗に取り替えできました。
同じ電気屋さんなのに、
この差は何だと思いますか?
それは、
家電屋さんと電気工事屋さんの違いです。
建物の壁や天井や床下の中の配線をするのが電気工事屋さんです。
配線した先に
コンセントやスイッチや照明器具を取り付けるまでの仕事をします。
そして、
配線し終えて仕上がったコンセントに
差し込んで器具を取り付けるのが家電屋さんです。
冷蔵庫やテレビや洗濯機なんかを取り付けします。
それで、
家電屋さんは、
壁に埋め込まれたエアコンが取替えできないんです。
その代わり、
電気工事やさんは、
冷蔵庫や洗濯機の故障は修理できません。
だから、
コンセントが無かったり、
廊下やドアが狭かったりすると、
取り付けせずに、家電屋さんは帰っちゃいます。
大型家電を買う時は、
前もって確認することを、お勧めします。