赤信号みんないてても赤は赤

50代からのリフォームで女子アップ工務店のみどりんです。

運転中、
横断歩道で、対向車が歩行者のために停まってたので、
私も停車しました。
が…!
後ろから来たバイクがそのまま突進ビュ~~ン。
渡り掛けてた歩行者が止まって無事だったけど。
バイクって最低です。

私が設計事務所にバイト
(主婦になってからだからパートというのかな?)
に行きだした頃。
震災の2年くらい前でした。
まだ、その頃は、
住宅を建てるのに、確認申請は出してましたが、
完了検査を受けて検査済書がある住宅は、
ほとんど無かったです。
ほんとはダメなんだけど、
別に咎められることはありませんでした。
確認申請だけ出したら、
設計変更して違法になっても、
施主さんが納得済みなら、当たり前。
個人の住宅なんだし、
みんなおおらかだったのかなぁ、と思います。
「申請通りの家は作らない」と、
堂々と豪語してる建築家もいたくらいです。
震災前までは、そんな事が普通でした。
そして、
震災で多くの木造住宅が犠牲になりました。
在来工法は弱いとか、
重い瓦があかんかったとか、
言われてきたけど…。
好き放題の違法住宅が犠牲になっただけだと、
私が個人的に勝手に思ってます。
実際、うちの父の建てた家は全部無事でした。

今は、
検査済書まで終えるのが、普通になってます。
建って10年間は、雨漏りや瑕疵の保証も約束されてます。
やっぱり、ルールは守らないとダメですね。
どんなことでも、どんな場面でも、
そんな世の中に変わってきてるんだなぁと、
感じています。
「赤信号みんないてても赤は赤」だね。