日本語の精神

「おうちの一生とお付き合いします」みどり建築のみどりんです。

エレベーターホールにある市の掲示板。
結構まじめな文章の張り紙の最初の言葉が、
「こんにちわ」
めちゃ、違和感をかんじるんだけど…
最近じゃ、こう書くの?

ずっと、「こんにちは」が正しいと思ってました。
以前にも。元旦那が
「こんにちわ」ってメールを送って来たので
「あほか」って返したんだけど、
私が時代遅れだったの?
私が生きてる間に、変わってしまうのは、
予想外。
「私は」とかも、「私わ」になるんだろうな。
「あなたへ」も、「あなたえ」なのかなぁ。
話す通りに書くんだから、合理的でしょうねぇ。

最近、古き良き時代の日本語を学んでるのですが、
その頃の日本人は、
話さなくても、通じる感覚を持ってたそうです。
だから、「空気を読む」とか「言霊」とか
見えないけど、存在する何かを表現する言葉が
いっぱいあるのだと思います。

先日教わった言葉は、
「極意」と「奥義」
見るからに、難しそう、でしょ。
わかるようで、説明しようとすると解らない言葉です。
「奥義」なんて、初めて聞きました。
武道とか書道とかで使われる、
精神的な感覚の言葉だなぁと感じます。
説明してもらったけど、
きっと、ちゃんと理解できてない私です。

古き良き美しい日本語が、
時代と共に、崩れて消えて無くなって欲しくないなぁ。
奥の深い言葉が、ペラッペラの薄っぺらに
なって欲しく無いなぁ。
な~んて、ろくすっぽ理解できてないくせに
「このまんまではアカン」とだけ感じています。