木と鉄は朽ちてきます

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

メリークリスマス!
今年のクリスマスは、ちょっと違う。
思いがけないクリスマスプレゼントを頂いたり、
思いがけないミニオンの動画を送って頂いたり、
人の温かさが身に沁みた嬉しい感謝のクリスマス。

私、
元勤めてた設計事務所が手掛けた作品の住宅の
メンテナンスをしています。
なぜか、
建てた工務店が面倒見悪くって、
有難いことに私に回ってきてます。
先日は、
直接のお施主様ではなく、次に入られたお客様から、
連絡を頂きました。
ネットで、探したら
設計事務所のアルプランが出てきたそうです。
「そこにお電話してみたら、お宅を紹介されたの」
「ありがとうございます。
 私が携わった物件では無いんですけど。
 大丈夫ですよ」
「外部の木の部分が傷んできて」
見せて頂きました。
窓枠の木部、庇の木部、
木の部分が傷んできています。
設計事務所の家は、
木とか鉄とか、
自然に朽ちて行くものをあえて使っています。
経年劣化しないものは、美しくない
朽ちるものほど美しい、という美学。

外壁の塗装部分は10年以上持ちますが、
木部、鉄部の塗装は、5~6年くらいしか持ちません。
そこらへんの住宅と比べると、
メンテナンスに手が掛かります。
ペンキはペロペロ剥がれてきたら、
そこに雨水が溜まりやすくなるので、
余計に傷む速度が速くなります。
ヨーロッパなんかは、
頻繁にDIY(自分ですること)で、
ペンキペタペタ塗って家の手入れをしてますが、
日本では忙しい人が多くって、
放ったらかしになりがちです。
だから、無機質の材料が普及してます。
でも、これからの時代、
また自然の素材に変わって行きそうな予感がします。
なぜ?
わかりません。
予感です。