50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。
時々、大家さんから、賃貸住宅のメンテナンスを頼まれます。
先日、
「賃貸のトイレの便座が壊れたので、見てください」
という連絡がきました。
住人さんが在宅の日を聞いて、見に行きました。
便座にヒビがはいってます。
便器の品番を探していると、
住人様から声を掛けられました。
「すみません。もし、できることなら、
ウォシュレットにしてもらえませんか?」
「私では、判断できませんので、
大家さんに相談してみますね」
早速に、大家さんにそのことをお伝えしました。
大家さんは、かなり悩まれてましたが、
「その設備で貸しているので、現状維持でお願いします。
もし、ウォシュレットと仰られるなら、
その費用分は、住人さんに負担して頂けるんだったら。
それ聞いてもらえませんか?」
そこで、ウォシュレットと普通便座の差額を、
住人さんにお伝えして、
「どうされますか?」
「ちょっと、考えさせてください」
それっきりです。
大家さんの気持ちも理解できますし、
住人さんの気持ちもよくわかります。
どちらの気持ちもわかるので、辛いところです。
持ち家だったら、こんな事にはならないのになぁ。
私の立場は中立なので、結論を出せません。
ずっと心に引っ掛かってます。