町の自転車屋さん

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

食べたいと思う気持ちと、
少しでもお役に立てればと思う気持ちで
テイクアウトしました。
西宮北口の「なっぱ」さんのオードブル。
プチ贅沢。
「美味しい」は幸せと笑顔の言葉です。


「自転車、返してもらっていい?」
娘からラインが届きました。
私の乗ってる自転車は、
5年前に娘に買ってあげたものです。
前と後ろに子どもを乗せるので、
3人乗りのできる丈夫なものです。
2年前、坂道だらけの家に引っ越すから、
「自転車いらん」と言って、私にくれました。
でも車での移動が、小回り効かなくて不便だから、
と返還を求めてきたんです。
仕方ないけど、返さなきゃ。
でも、電動自転車、
乗ってしまったら、もう辞められない。
そこで、今日、
地元の自転車屋さんに私の自転車を買いに行きました。
「この自転車を整備してください。
 それから私が乗る自転車ください」
自転車屋さんは、
「イオンやチェーン店では売ってない、
 町の自転車屋さんだけで販売する
 丈夫で性能が良くてお手頃なこの自転車、お勧めですよ。
 乗ってみて、試して」
と、乗らせてくれました。
なかなか、安定した感じで坂道もスムーズ。
これに決定、即決!

で、
持参した自転車を見て、
「これ、5年間整備も何もしないで放ったらかしやね」
「そんなん。知らんかったわ」
「バッテリーもチェーンもタイヤもブレーキも、ボロボロよ。
 どっから直す?」
「全部です」
「結構、費用掛かるよ。どないやろ?」
「新しい方がお得ですか?」
「でもなぁ。3人乗りやろ。新しいのも結構高いからなぁ」
「直してもらって、あと5年乗れたら
 子どもも大きくなるんやけど、5年も持たない?」
「そうやね。だましだまし乗ろか。
 年1回くらいは、持って来てよ。整備するから。
 そしたら長持ちするわ」
チェーン店で買ったこの自転車。
売りっ放しで、メンテなんて教えてくれんかった。
初めっから、地元の自転車屋さんで買ってたら良かった。
小さな会社が生き残るコツが、
ここにはたくさんあると思いました。