阪神タイガース日本一になった年

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

阪神タイガース、11-0で勝ちました。
ちょっとちょっと、入れ過ぎよ!
明日の分、置いとかなぁ~。
明日も勝たなアカンのに!

1985年と言えば、今から36年前です。
この年、私は入社2年目。
会社の仕事にも慣れて、お友達もできて、
結構楽しいOL生活を送っていました。
「お盆休みは北海道に行こうよ」
”ダブルみどり”でつるんでいた
設備設計の緑に誘われました。
友達と旅行するのは初めての経験でした。

8月12日。
お盆休みを一日早く貰って、
人生2回目の飛行機で、女子4人。
千歳に到着して、
1日目は観光バスで
十勝平野、過去の競走馬を見て、襟裳岬に到着。
この日は襟裳岬に宿泊です。
ホテルで、
男子3人のグループの人が声掛けきました。
「今日、流星群があるらしいよ。見に行かない?」
「え~~そうなの?行く行く!」
ツアーの工程には無いオプション。
なんかワクワク。
夜の襟裳岬は、真っ暗でした。
海岸沿いを話しながら、7人で歩きました。
「君たち、どんな仲間?」
「会社の同僚」
「僕らも一緒だ」
「へ~。どこの会社?」
「電気の会社」
「ナショナル?」
「もっとマニアック」
「東芝?」
「そんなに大きくない」
「日立?」「三菱?」「ソニー?」「サンヨー?」
「違う違う。」
「他にある?」
「あるある。もうひとつ。わからない?」
「どこだろう?降参」
「答えは、シャープでした」
「あ~~。思い出さんかったぁ」
「悲しいなぁ」
なんて言いながら、空を見上げると、
流れ星がシューーー。
あっちにもシューーー
こっちにも、そっちにもシューーーーシューーーー。
空の星が、全部流れちゃうんじゃないかと
思うくらいの大量の流れ星。
圧巻でした。
後にも先にも、こんな流れ星を見たのはこの時だけです。
「すごいね~~」感動的でした。
真夏の北海道。全然寒くない。
飽きるほど流れ星を見て、
ホテルに戻ると、ロビーがザワザワしてる。
新聞を広げた人の周りに何人か集まってます。
「どうされました?」
「日航機が行方不明だって」
身体がゾクゾクっとしました。
今、すごくいっぱいの流れ星を見てきた。
もしかしたら・・・。

でも、
それからテレビを見る事も無く、
3泊4日の北海道旅行を満喫して帰ってきました。
家に戻って、
日航機が墜落したと知った時、
流れ星を思い出しました。
本当に、みんな流れ星になったんだ…。
阪神タイガースの社長も搭乗してました。
この年、
阪神タイガースは日本一になりました。
そして、
その翌日の11月3日は、私たちの結婚式でした。