お役所仕事

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

やっとワクチン接種券が来た!
と思ったら、
県知事選挙投票券でした。
こんなん、後でもいいのに…


お客様の敷地の一部が道路になるので、
その部分にある、
門扉やフェンスや水道メーターやガスメーターや
インターホンの移動を頼まれました。
工事させていただくのに、
まず見積書の作成。
しばらくすると、
なぜか、市役所の担当部署から電話がありました。
「水道メーターと止水栓を別々に見積もって下さい」
「分けるって、どういうことですか?」
「水道メーターは持ち主の負担ですが、
 止水栓は、市が負担になります。
 よって、止水栓は入札です」
「はぁ?」
水道メーターと止水栓って、
並んでセットみたいになってるのに、
分けて見積もるって難しい。
案の定、
しょっちゅう市の仕事を取ってる業者が落札した。
でも、実際問題、
車一台がやっと止められる広さの敷地で、
2つの会社が同時に作業するのは不可能。
市役所で、落札業者と市の担当者と打ち合わせをした。
「うちが水道メーターを移動して整地して、
 またその後に、掘り返して止水栓を移動するんですか?」
「そうですね」
「めちゃ非効率やし、無駄だと思いませんか?」
「そういう決まりなので」
「じゃあ、もう水道メーターの移設は譲りますので、
 全部、そちらの会社でやって下さい。
 その方が、効率的で、費用も少なくて済むでしょ」
「それはできません。ルールなので」
話になりません。
打ち合わせ後、
落札業者と、こっそり話し合い。
お互いのためにも、お客様のためにもならないので、
水道関係だけまとめて落札業者にお願いしました。
後で聞いた情報では、
市が書類ミスをしてたとばっちりらしい。
どうして役所というところは、
書類優先で、非合理的な事を平気でするのか、
不満を感じました。
こんな税金の無駄遣い、多いんだと思います。
例えば、
何回も同じ所を掘り返す道路工事。
これも、そういことなんだなぁ~と、ため息出ます。