50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。
90歳前後のご夫婦の家。
洗面台の水栓の水漏れがありました。
地震の後に入替した洗面台。27年前です。
部品が残っているかどうか、調べてもらいました。
すると
残ってる物もあるけど、無い物もある。
残ってる物だけでも、部品代だけで8万円もします。
それだけ掛けて、ちゃんと直るんなら、まだしも、
無い部品は、古い部品を代用しないといけない。
古い部品が使えなければ、使えなくなっちゃう。
そこで、
代替品の新しい水栓を代用させると、
5万円程度で品物があります。
少し使い勝手が良くないけど、安心。
でも、
絶対良いのは、洗面台ごと取り替えること。
お客様の反応は
「でもね。もうこの歳だから、新しくするのはもったいないわ」
「今のシャワーのが、お父さんが気に入ってるのよね。
でも、直らないかもしれないし、ちょっと高いわね」
「新しいのは、顔洗うのが少しやりにくそうだけど、一番安いのよね」
悩んでおられます。
悩まれると、私も悩む。
でも、ここは決断しないと!
「ずっと漏れっ放しだし、
いつまでもバケツで受けてる訳にはいかないし。
新しい水栓に取り替えましょう。
使い方は、慣れたらきっと大丈夫ですよ。
一番お金も掛からないし、どうですか?」
「そうね。だんだん漏れ方が酷くなってくるから、
水道代も嵩むわね。じゃあ、新しいのに取り替えるわ」
これからは、
ますます部品の保存期間が短くなっていくそうです。
これからのメンテナンスは、
修理じゃなくて、取り替えになっていく時代なの?
これってSDGsじゃないよなぁ。
なんか矛盾を感じます。