建築って何なん?

「おうちの一生とお付き合いします」みどり建築のみどりんです。

私、みどり建築を始めてから、ずっと思ってた事があります。
建築学科で建築を学んできて、
2級を取るために建築を勉強して、
1級を取るかめに建築を勉強してきました。
でも、
建築って何なん?

建築とは
建築基準法には、「新築」「増築」「改築」「移転」と
定義されています。
どれも、作る事。
ウィキペディアで見ても
「人間が活動するための空間を内部に持った構造物を
 計画・設計・施工・そして使用するに至るまでの行為の過程」
って書いてました。

ん?で?
何が言いたいん?

ということは、
私が今まで学んで勉強してきた事は、
全部
建物を作るために必要な知識だったんです。

だけどね、
建物って、建てるために作ってるんじゃなくって
使うために、作ってるはず。
もっというなら、
そこを使ういろんな人たちの人生を輝かせるために、
建物は存在してます。
それなのに、
作ることだけしか、教えてもらってないよ。

建物が出来上がったら、建築は、それでおしまい。
本来、建物って、出来上がってからが、
建物の人生の始まり、幕開けです。
「おぎゃ~~~!」って生まれてきて終わり、
じゃなくて、
そこからが、人生の始まりと同じ。

いろいろ使われて使われて、
傷んだところは直して、使いにくい所ところは改善して、
壊れた物は取り替えて・・・
ずっとお付き合いしていくことは、人間の身体と同じ。
「住まう」ということは、建物の面倒を見て行くってこと。
「生きる」ということは、心身の面倒を見て行くこと。

そこに真剣にお付き合いしていこう!
私は、そう決めました。
だから、
「おうちの一生とお付き合いします」
なんです。

維持、管理、メンテナンスは
「建築」みたいに、教えてくれる場が少ないから、
経験を積んだ実績だけが、力になります。
みどり建築を始めて、20年目。
お役に立てる、経験をいっぱい積みました。
だから、自信を持って言えます。
「おうちの一生とお付き合いします」

こんな事を書いてきて、フッと気付きました。
「みどり建築」って建築やん。
言ってることと名前と、違うんちゃうん?
ホンに・・・どうしよう…
しばらくは、これで行かしてね。
おいおい考えます。