昔は、よかったなぁ~

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

阪神タイガース、中日に3連敗で3位。
名古屋ドームは愛称が悪いのかなぁ。
昔はよかったなぁ。

今の新築の家は、
ほとんどが、プレカットという方法で材木を工場の機械で切って削って掘って、
建物の骨組みの柱や梁を加工して、
現場で大工さんが組み立てています。
建売住宅の画一的な家は、
その他の材料も全部工場で加工して、現場では組み立てるだけになっているようです。わかりやすく言えば、実物大のプラモデル。
だから、技術のある大工さんじゃなくても、組み立てやさんでもできてしまう時代。
番号順に組んでいけば、何も考えなくてもいい。
切ったり削ったりしなくていいから、ゴミがでないクリーンな現場とか、言ったりしてる。
昔は、手刻みで大工さんが材料を加工して全部作ってました。
木の方向を見て向きを決めて、
年月が経って木が反ってくることも計算して、
丈夫な家づくりをしてました。
見習いで学んで、時間を掛けて一人前になっていました。
家を知り尽くしているからこそ、リフォームができるんです。
その大工さんたちも、だんだんと高齢化してきています。
これから10年後、20年後、
リフォームのできる大工さんが、どのくらい残っているんだろう。
工場でカットされた材料を、組み立てる知識しかない職人さんでは、
間仕切変更や補修や補強は無理だと思います。
大工さん不足です。
未来のリフォームはどうなっているんでしょう。
「昔は、リフォームってことをしてたらしいよ、ダサ~、」
なんて言われてる時代になってるのかな。
寂しいな。