家のお医者さん

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

今、雨漏り補修で苦戦してます。
だけど、だいたいの見通しがついてきました。
今回のことで、
私の仕事は、
人間で例えるとお医者さんだと感じています。
家のお医者さん。
です。

病院に行って
「頭痛がするんです」って言うと、
いきなり
「それは、癌かもしれませんので、手術しましょう」と、
言うお医者さんはいないと思います。
「風邪かもしれませんね。ちょっと様子を見ましょうか。
 頭痛薬出しておきますね」って、
初診の時は普通そんな風に言われます。
それでも、一向に良くならなかったら、
ちょっと、CTとかMRIとか撮りましょう、って
段階を経ていきます。

雨漏りの場合も、同じです。
まず、雨漏りの原因を探ります。
屋根なのか壁なのか、水の入りそうな穴を探します。
そこで、見つかれば穴を塞ぎます。
でも、ここ!という穴が解らなければ、
目ぼしい所に水を掛けて、調べます。
それでも、解らなければ、
漏れてきてる場所を壊して、
どこから水が流れてきてるのか、調査します。
今回は、そこまで進みました。

長い年月、水が廻っていた様子で、
柱もベニヤも、腐って無くなっていました。
水の廻る原因もほぼ突き止められました。
きっと、雨漏りは止まります。
あとは、建物の再生です。
大手術になると思います。
少しずつ捲って行って、
健全なところは、残して傷んだ所を直していく。
再び、しっかりと、
お客様の安心と安全を守れる家に再生できるよう、
最善を尽くしていきます。
これが、本来の私のあるべきリフォームなのかなぁと、
使命感を感じています。