子どもが独立したら、
空いた子ども部屋を
自分の大好きな居場所にして幸せな暮らしに!
【子ども部屋リボーン】幸せ計画の工務店
みどり建築のみどりんこと東影みどりです。
昨日、娘からLINEがきました。
「ハンナがミィミ(私のこと)とダンボ見に行きたいって~」
ハンナとは、
道路じゃなくて娘の子供。
世間でいう孫です。
そっか!私と行きたいって、
何てかわいい。
素直に嬉しく思いました。
今日は子どもの日。
子ども孝行でもしてやろっかと、
朝一の上映の「ダンボ」を見に行きました。
ところが、
手強き4歳児。裏があったんです。
西宮ガーデンズ。
映画のチケットを買い終わると、
「UFOキャッチャーしたい!」
「それはとうちゃんにやってもらい。私無理。」
「じゃあ、これは?」
1g4円。お菓子を好きなだけ袋に詰めて、量り売り。
「いいよ」
「やった~!これとこれと…」
次から次へと入れていく。
総勢1232円!重~~!
「ポップコーンも買おな」と、ハンナ。
エッ!
映画館初めてとちゃうん?なんでポップコーン持ち込むって知ってんの?
と思いながら、ポップコーンの行列へ。
フローズンピーチとポップコーンを買わされて、スクリーンへ。
「ダンボ」ガラ空き。
子ども用の台が無くても、前に誰も人がいない。
2時間半も、じっとしてられるんかな?
不安だったけど、
いらん心配。
結構難しいストーリーなのに、
ダンボが上手に飛ぶと、手を叩いて、「ワ~~イ」と言い、
寂しそうにしてたら「可哀そうやねぇ」と述べている。
終わって出ていくときには、
お掃除のお姉さんに
「ダンボすごくかわいかったです」と
わざわざ感想を言いに行き、
周りの大人たちの笑顔を誘う。
「そしたら帰ろっか?」
「ハンバーグ食べる」
ハンバーグのお店に行く途中で、
「ちょっとこっち行こか」と、屋上庭園に連れて行かれる。
「暑いからちょっと遊ぶわ」
靴下と靴を脱いで、噴水で水遊び。
「パンツとスカートは濡らさないでね」と言ってるのに、
ビチャビチャ。
「もう寒いわ。スカート買いに行こか。ドレスにしよかな。」
何でそうなる?
ちょっと待て、ユニクロしか行かへんぞ。(私の心の声)
脇目も振らず、ユニクロ直行。
ユニクロで、
「ハンナ、やっぱりこれも欲しいわ。何個いい?」
「1個だけ!!でもTシャツは濡れてないからいらんやん」
「どうしても欲しくなってん」
余計なTシャツまで買わされて、
着替えのためにトイレへ行く途中。
「この靴も大好きやねん」と、途中の店で放さない。
とっとと、勝手にひとりで店の奥に持ち込むと、
「履いてみてもいいですか?」と店員さんに声を掛ける。
そこまでやられると、買わない訳にはいかなくなる。
着替えをしたから、じゃあ帰ろう。
「まだハンバーグ食べてない」
仕方ないので、フードコートに行って、
ハンバーグのハンバーガーとフラッペを注文。
「お水取ってくるから、ここで待っててね。」
私は水を取りに席を外して、戻ってくると、
ハンナが居ない!
エッ~~~~
と思ったら、
向いのテーブルのカップルに声を掛けに行ってる。
新しい服を披露している様子。
イケメンと美女のカップル。
「何してんの?」
「お兄ちゃんカッコイイ」
なかなか、積極的。
「食べたら帰ろね」(私)
「まだおもちゃ買ってへんで」(ハンナ)
「いっぱい買ったからもういい」(私)
ハンナ、拗ねてクネクネになる。
「1っ個だけだよ」(私)
途端に元気になる。
ファンシーグッズ店に行くと、カゴを持ち出す。
「1っ個だけだから、カゴはいらんよ」
でも、カゴを持ち続けて、
私を無視して鼻歌歌いながら、
グッズをかごに詰め込む。
そして、
そのまま、ひとりでレジに直行して「お願いします」
出費1万円以上。
「もう、お誕生日もクリスマスも正月も全部終わりだよ」(私)
ハンナは、ちっとも気にしていない。
私と行きたいというのは、
こういう事だったと、気づく。
恐るべき4歳児。
うらやましい、この生き方。
見習わないと、と思うとともに、
このままの自己効力感と自己肯定感が
この子から失われませんようにと、
願う、
子供の日でした。