「おうちの一生とお付き合いします」みどり建築のみどりんです。
最近、外壁の塗装で
高齢者のお宅を訪問するケースが
増えてるみたいです。
外壁って、いつどうなったら、
手入れしないといけないのか、
お伝えします。
一般的に言われてるのが、10年に1回。
でも、実際には、だいたい15年くらいで、
手入れに踏み切るおうちが多いです。
昔からのモルタル吹付の家だったら、
10年くらい経ってくると、
窓の両サイドの下の汚れが気になってきたり、
木を使ってる所や、鉄を使ってる所が、
色褪せたり、剥がれてきたり･･･
そんな所が、ちょっと気になりだします。
お金工面しなきゃ、と思って
それから、準備し始めたら、丁度13～15年くらいで
予算も確保できて、
壁のひび割れが、目立ってきたりして、
お手入れに踏み切る、
という感じです。
最近は主流になってきてる、サイディングの外壁は、
目だってそんなに悪くなってきません。
結構、丈夫です。
問題は、サイデイングの繋ぎ目にある
目地のコーキングなんです。
ここが、一番大事な所。
風雨や紫外線にさらされて、
弾力性のあった目地のコーキングが、
硬くなって、ぴしぴしひび割れが出てきます。
痩せてきて隙間ができたりもします。
ここから、雨水が、壁の中に入り込んでいく。
窓の周りとかも、
コーキングで処理しています。
コーキングが傷んでくると、雨漏りの原因です。
これも、10年くらいでは、
もうちょっと頑張れそう、って感じのおうちが多いです。
なので、やっぱり13～15年くらいになります。
ほんとは、傷む前に10年ごとが理想なんだろうけど、
いろいろ事情のあるおうちの方が多い。
余裕があれば、頻繁にお手入れしてあげてください。
塗装やコーキングの遣り替えで
怖いのが、
下地を中途半端に処理して、いい加減でも、
上に仕上げをサラッと塗ってしまうと、
綺麗にちゃんと出来上がったように見える、
ということです。
コーキングも、古いものを綺麗にしっかり取らないと、
上塗りするだけじゃ、意味がない。
やたらに安かったり、早く終わったり、
というのは、疑いの余地ありです。
最悪な会社は、最初にする高圧洗浄（水洗い）もせず、
いきなり、汚れが付いたままの上から、
色塗って終わり、だったりします。
だから、
隣りと一緒にしたら、安くできますよ、
とか、
近所をやってるので、お宅もどうですか？
とか、
簡単に営業を掛けてくる所は、要注意ですよ。
すぐにやらなきゃ、潰れます、
なんて脅かされても、
絶対、すぐには潰れません。
信頼できる会社かどうか、
という所が、一番大切です。
–
