水のトラブルステッカーにご用心

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

8月に入った途端、台風が2つもできました。
梅雨明けした途端、また大雨の元です。
お願いだからお手柔らかに。

お客様のお友達という方から、電話がありました。
「友人の○○さんに聞いてお電話しました。トイレの壁を直してください。」
「かしこまりました。一度見せていただきますね」

日にちを約束して、お客様のお宅に訪問しました。
便器の奥の壁が剥がれています。
「どうされたんですか」
「それがね。便器が詰まっちゃって、流れなくなったもんだから、
慌ててポストに入ってた水のトラブルって書いてあるステッカーのところに
電話したんよ」

電話から間もなくして来てくれたらしい。
この素早い対応は素晴らしいと思います。

でも、その水道屋は、見た途端に
「これは便器を全部取り替えないといけませんね。
丁度、一つだけ良いのがありますので、
すぐにそれを取り付けますね」
と言って、便器の取り替え工事を始めた。

バリバリガタガタ…便器を取り替えると
「あとはどこかの工務店にお願いして、直してもらってください。
うちはここまでです。」
と言って、20万円の請求書を置いて帰った。

「ありゃぁ~。このままですか?」
よく見ると、
以前に取り付いてた便器はTOTOのレストパルだったような形跡があります。
手前の手洗器からは、もう水が出ません。

「最近、いいやつに取り替えたばっかりやったのにねぇ」
お客様はぽつりとつぶやかれました。
新しく取り付けられた便器は、
売れ残りのようなもの。
これで、20万円⁉
ひどい。
取り替えなくても、対策があったはずです。
早く対応してもらっても、これでは来ない方が良かったかも。
便器の詰まりは、
だいたいパコパコでパコパコしたら直るのに。

それでもだめなら、会所が詰まってることがほとんど。

こんな工事をして、お客様からぼったくる仕事して、平気なんかな?
何とも残念な気分で、壁を直しました。
直すこと考えないで壊しているから、手間が掛かりました。
(完成写真、取り忘れてます)

台風みたいに、ワーッとやってきて、
ぐちゃぐちゃにして帰る、
という会社には、電話しないようにしてくださいね。
もし、どうしたらいいかわからない時は、
知っている工務店さんや水道やさんに電話するか、
知ってる所が無ければ、
水道局に連絡すると、最寄りの水道屋さんの連絡先を教えてくれます。