ゴミの分別リサイクル

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

日頃から、
建物を建てる工事には携わっていますが、
全部を壊す工事はあまり縁がありません。
今回、そんな縁に恵まれました。
毎日、見ていて、
作る技術とはまた違った壊す技術を勉強できます。
これこそ、学校では学ばない、
社会に出てから学べる技術。
積み上げた棒を抜いていく「ジエンガ」みたいに、
取って良い所と、
取ったら崩れてしまう所と、
見極めながら、壊していきます。
解体と聞いたら、
ガンガンガラガラ破壊を
無造作にすることを想像をしてたら、大間違い。
鉄筋コンクリートの鉄筋とコンクリートは、
ちゃんと分別して、
鉄骨にへばりついてるウレタン断熱材は
綺麗にそぎ落として、
タイルはタイルだけ剥がして、
木材は、木材だけに…
全部が材料ごとに分別されて、
破棄していきます。
少しでも混じっていると、
処理場に引き取ってもらえない。
解体現場は、分別ゴミの最先端です。
そうやって分別して、
また、再生したり、再利用したり…。
まさしくSDGs。
ただのゴミじゃない。
どうしても、分離させるのが難しいものは、
費用を高く払って混載で引き取ってもらう。
このごちゃ混ぜのゴミをミンチっていうらしい。
合い挽きミンチから来てるのかな?
なんて、考えてました。
作るときから、
壊すゴミのことを考えないといけないなぁ。
断熱性能は良いけど、
壊す時のことを考えたら、
ウレタン吹付断熱は最悪なんだわ。
とか、
最近のタイルは、ボンド貼りだから、
モルタルで貼るより分別しやすいな。
なんて、考えてました。
壊すために作るんじゃないけど、
これからは、工夫もいるなぁ。