思いと「おうちのエンディングノート」

「おうちの一生とお付き合いします」みどり建築のみどりんです。

今日、くまちゃんの福袋セミナーで
「思い」って何?っていう質問がありました。
「思い」はあるのに、
言葉で説明するのは、とっても、深くて表現できない。

なので、
「おうちの一生とお付き合いします」という
私の理念の思いを、だらだらと語ってみます。
大概の建設会社・工務店は、
建物を建てる事を仕事としています。
でも、
本来は、建てるために、建物があるんじゃなくって、
使って、住んで、物語があって、人生があって、
安らぎがあって・・・
そこに居る人たちの人生を守るために、建物がある。
だけど、そこに居やすいように、使いやすいように、
真剣に向き合ってくれる人って、なかなかいない。
悪くなっていくところ、直さないといけなところに、
ちゃんと、お付き合いしてくれる人って、あんまりいない。
本当は、建ってからのずっとのお付き合いが
大切だと思うんです。
私は、おうちが、そこに住まう人と、
永く安心安全に暮らし続けられるよう、
おうちを守っていきたいんです。
そんな思いを集約した言葉が
「おうちの一生とお付き合いします」です。

そんな
「おうちの一生とお付き合いします」を形にしたくて、
「おうちのエンディングノート」
というのを、作って行こうと考えました。
人生のエンディングノートと同じように
「おうちのエンディングノート」

中身は?、と言うとこんな感じです。
一生に一番高い買い物のおうち。
買った時の想いや、この家に決めた理由。
家族が増えて、手狭になって、増改築した記録。
夫婦喧嘩などで、できた家の傷の思い出。
キッチンはいつ変えた?お風呂はいつ綺麗にした?
部屋のクロスはいつ張り替えた?
外装はいつやり替えた?など、そんな記録。
電気製品、給湯器、エアコン、などなど、取り替えた日。
そして、
このおうちの最期は、誰かに住み続けて欲しいか、
それとも、自分の人生と共に、終わらせて欲しいか、
そんな思いを、身内に伝える。

そんな事を、綴っていけるノートをまとめます。
他に、こんな事も書けたらいいなぁ、と思うことがあったら
どしどし教えてください。