昔のものは今より良かった

50代からのリフォームで女子力アップ工務店のみどりんです。

24時間テレビ、昨日やってました。
でも、
昔は見てましたが最近は見ないですね。
前半は時間のカウント、後半は残り時間のカウント。
放送されるドキュメンタリーは、
知り合いの人が出たけれど、
真実に尾ひれはひれが付くことを知りました。
なぜ24時間するのか良くわかりません。
夜は寝ましょうね。

バブルの時に建ったお家を
リフォームすることがあります。

使ってるものが良いことが多い。
材料もしっかりしてるし、デザインも良い。
同じものを・・・、と思っても、今は無い。
代わりのものは、みんなチャッチい。
重厚感は無く軽い感じ。

今回のリフォームは、玄関ドア。

3年越しに、検討してやっと完了しました。
お客様の家の玄関ドアは、
アルミ製でステンドグラスの入った素敵なドアでした。
でも、外のアルミ面材の色が部分的に薄くなって、
古ぼけてきました。

カタログを取り寄せて、ショールームに見に行きました。
でも、
既製品は、
アルミなのに木にみえる「なんちゃってドア」や、
ガラスは入っていても細いガラス。
特注の製作物は、やたらと高額。

やっぱり、今のドアが一番のお気に入り。
決断ができずに日だけが流れる。
と、
ワンちゃんがぶつかって、
ステンドグラスが割れてしまいました。
とりあえず、
割れたガラスはデザインガラスに入れ替えて、
検討再開です。

代わりに入れた、あっさりとしたガラスを見て、
どうしてもステンドグラスが諦められない。
「では、木製ドアを入れましょか?」と提案しても
「木は、日が当たると汚くなるからイヤ」

そして
最終手段は、既存の玄関ドアをそのまま利用して、
ステンドグラスを入れて、
色あせたアルミ部分は、アルミにも塗れる塗装で仕上げる。

ステンドグラスの製作に約1か月。

雨ばっかりのために、
塗装のタイミングを見計らうのに1か月。
塗装途中に埃が絡んで、
もう一回やり替えというハプニングも乗り越えて、
やっと完成です。

お家の顔、玄関ドア。
外出するたびに目にするものです。
お気に入りのものになると、
出掛ける時、返ってきた時の気分はアップ。
力になれて良かったな。
どうか長持ちしますように。